千歳は札幌より早く秋が来ているようでして
街並みも紅葉真っ盛り🍁なので
もうどこもそうなんだろうと思いきや
まだ札幌の街中は緑みどりしていますね💦
とは言え
10月初めに訪れた時よりは秋が進んだ野幌森林公園!
様々な秋の植物に会って来ました😊
本格的な紅葉まではあと少し!
今週末あたりが見頃でしょう😊
お散歩する中で
考えさせられる場面に遭遇しました。
春の山菜としてもお伝えしたオオウバユリ。オンバイロとも。
鱗茎をそのまま茹でて食したりでんぷんとして保存食に使います。
オオウバユリの花は
7年近くの時を経て一生に一度だけ開花して
1つの実に5〜600個の種を作るのです。
子孫を残すために7年もの時間をかけて鱗茎に栄養を蓄え、
毎年少しずつ成長して行くのです。
そのオオウバユリの果穂は花材としても有名です。
先日野幌森林公園では
果穂の部分が刈り取られている場所が多数ありました。
種が飛んで、腐って落ちたわけでなく
人の手が加わっているのは明らかでした。
切り口がはっきりしているものもあり
私は「せめて種を落として持って行ってくれていますように」
と祈るばかりでした。
私の悩みがただの勘違いであってほしいです。
自然は私たちに多くの喜びを与えてくれます。
季節の変わり目を色や香りで教えてくれたり
鮮やかなその色で人々を感動させ
実を結べば私たちはその恩恵に与ります。
今年もたくさんの恵みをありがとう、と感謝の思いを忘れてはいけません。
アイヌは植物を採りすぎたりしません。
必ず子孫に残せるように、根こそぎ取ることはしません。
近年の山菜ブームで行者ニンニクは群生地が少なくなって来た、と聞きます。
オオウバユリも他の植物も同じです。
その植物の生態を理解して採集しなければ
未来に繋いでいくことは出来ません。
お散歩ハーブ倶楽部でフィールドワークをするのは
お散歩ハーブを正しく理解してほしいからです。
1人でも多くの仲間が理解して、
その植物の知識を誰かに繋いでくれたら
1人がいつかは多数になるはず。
1人の力は小さいけれど
いつかは多くの方々に知ってもらえるはず。
そう信じてこれからも活動していこうと思います。
11/18(水)
お散歩ハーブフィールドワークinにむの森
貴重なアイヌハーブ・キハダの皮むきも行います。
メンバーさんとのコラボ企画で
12月にはクリスマスリースを作る予定です。
今回のフィールドワークで収集した材料も少し使えたら🎵
オリジナル感が増しますね😊
自然は人間だけのものではありません。
でも楽しんで寄り添って
美しいものをさらに美しく愛でることができるのも人間。
大切に、次の世代に手渡せるように守りながら楽しんでいきましょう😊
益々楽しいお散歩ハーバリストのいるサロン
Natural body life labをよろしくお願いいたします゚.+.(💕´ω`💕)゚+.*.。
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